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【ゲームレビュー】
『スター・ウォーズ:フォース・アリーナ』は、ルーク・スカイウォーカーやダース・ベイダーなど、映画『スター・ウォーズ』シリーズのキャラクターを操作して戦うリアルタイムストラテジーだ。映画でおなじみのキャラクターを操り、銀河の支配者を目指せ!
映画『スター・ウォーズ』シリーズを舞台にしたRTSが登場
1977年に第1作となる映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』が公開されて以来、長きにわたって多くの人に愛されてきた『スター・ウォーズ』シリーズ。
本作は、そんな『スター・ウォーズ』のキャラクターが一堂に会し、反乱軍と帝国軍に分かれて戦う、シリーズのファンにはたまらないリアルタイムストラテジー(RTS)だ。
MOBAとRTSの中間のゲーム性
本作はオンライン対戦がメインとなっており、自分の組んだデッキで、ほかのプレイヤーと戦うことになる。
プレイヤーは、反乱軍と帝国軍の陣営のどちらかから、自分が操作するリーダーキャラクターを選択する。
ここでリーダーキャラクターを操作しながら、デッキの中から味方となってくれる隊員キャラクターを召喚して、一緒に敵と戦うのがゲームの基本だ。
リーダーキャラクターはチュートリアル終了で、反乱軍のルーク・スカイウォーカーと帝国軍の総督オーソン・クレニックのどちらかを選択できるようになる。
また、ユニット以外にサポートカードも存在し、戦闘機「Xウィング」(帝国軍は「タイファイター」)で範囲を爆撃したり、敵の動きを妨害したりできる。
縦長のフィールドには、左右中央の3つの迎撃用タレットがあり、中央のタレットの後ろにはシールドジェネレーターがある。相手のシールドジェネレーターを破壊すれば勝利だ。
リーダーキャラクターを操作して戦う部分はMOBAのようでありながら、隊員キャラクターの相性や召喚するタイミングと場所を考えて敵陣を攻める部分はかなり戦術性が高いゲームになっている。
カードを集めて自分だけの軍隊を結成
バトル中に召喚できる隊員は、7枚のカードデッキの形で設定するようになっており、ストームトルーパーやウーキー族の戦士など、映画にも登場したキャラクターたちを編成して軍隊を編成できる。
それぞれ、隊員にはそれぞれエネルギーコストがあり、召喚にはバトル中に時間ごとにたまっていくエネルギーが必要になる。
隊員ユニットには、ベン(オビ=ワン)・ケノービやチューバッカなどのユニークキャラクターもいるが、強いユニットほど、必要になるエネルギーも多くなるため、デッキ内のコストバランスの調整がカギを握る。
これらのユニットを組み合わせつつ、自分なりの軍隊を作って戦っていくのが基本だ。
カードはカードパックから入手
カードパックを開封することで新しいユニットを入手できるようになっており、カードパックは、課金通貨のクリスタルで購入したり、対戦で勝利したりすることで手に入る。
そのほか、ストアにいけばゲーム内通貨であるクレジットで、カードを購入できるほか、一定時間ごとに開封できる無料パックも用意されている。
さらに、同じレアリティーのカード10枚と、それより1段階レアリティーが高いカード1枚を交換するトレード機能も用意されている。
カードは、一定の枚数重複することで、レベルを上げることができる。カードのレベルを上げることでプレイヤーに経験値が入り、レベルが上がる仕組みになっている。
また、レベルのほかにプレイヤーにもランクがあり、対戦で勝利していくと上のランクへと上がっていく。ランクが上がることで、カードパックから出るキャラクターに新しいものが加わる。
ルーク&オビ=ワンで対戦モードにチャレンジ
ゲーム開始時はデッキのレベル差で、ストームトルーパーに一方的にやられていた筆者だが、開始時に配布されていたクリスタルを一気に消化して、カードパックを購入。
ベン・ケノービこと、オビ=ワン・ケノービをゲット。さっそくルークのデッキに組み込んで師弟コンビで対戦に挑戦してみた。
それでは実際のプレイの様子を動画でお届けしよう。
もっとキャラクターが増えることを切に期待!
筆者は、熱狂的な『スター・ウォーズ』シリーズファンではなく、映画はひととおり観たという程度だが、それでもダース・ベイダーやハン・ソロを操作できると聞くと心躍るものがある。
しかし、現在最新の映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に寄っているためか、反乱軍のキャラクターにジェダイの騎士が少なかったのが少々残念。
ヨーダやメイス・ウィンドゥなど、もっとジェダイの騎士も出てほしい……!
熱狂的なファンではない筆者ですら、そんなことを考えてしまうくらい『スター・ウォーズ』の魅力は計り知れない。
ゲームとしては、カードパックの開封などに時間がかかるのがプレイテンポの悪さが若干気になるが、バトル自体は、RTSとしての戦略性など完成度が高い。
それだけに今後、さらなるキャラクターの追加があるのかが楽しみである。
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